こんにちは。フジオです。
今回は「ビヨンド副業」についてご説明します。
※約9分で読める記事です。9分後には「ビヨンド副業とは何か?」から「具体的に始める方法」が理解出来ているはずです。
「ビヨンド副業」とは?

ビヨンド副業って何ですか?

「首都圏⇔地方都市の物理的な距離をオンラインで超えて働く」副業です。

私は現在、首都圏で働いています。ビヨンド副業を行うメリットはありますか?

例えば「自分の経験を活かして活躍できる」メリットがあります。

自分を活かせるって素敵ですね!

地方中小企業からすると、首都圏・大企業を経験した人の知識はとても貴重なのです。

私も現在は首都圏で働いていますが、いずれ地元に帰りたいと思っています。

そんな人にもビヨンド副業はオススメです。副業を通じて、地方都市で働く経験・人脈・情報が得られます。

いきなり地方都市へ「転職」「移住」をするのはハードルが高いけれど、少しでも知っていると安心感が生まれます。

ビヨンド副業で得られるのはお金だけでは無い気がしてきました。
それでは、さっそく見ていきましょう!

首都圏⇔地方都市をオンラインで繋ぐ
ビヨンド副業とは「首都圏⇔地方都市の物理的な距離をオンラインで超えて働く副業」です(”ビヨンド”は、英単語の”beyond=…超えて”からきています)。

2020年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、「リモートワーク」「オンライン会議」が急速に普及。
「首都圏⇔地方都市」「職場⇔自宅」など、物理的な距離を超える働き方が一般化しました。
2020年7月に、ヤフー株式会社が行ったオンライン副業人材(ギグワーカー)の募集においては、約100名の応募枠に対し4,500名の応募が殺到。
全国各地から10代~80代までの、幅広い人材が採用されたとのことです。
2020年12月には、パソナグループが「本社を東京から兵庫県淡路島へ移転する」と発表し話題になりました。
現在は段階的に移転が進められており、首都圏と淡路島のコミュニケーションも、オンラインで円滑に行われているとのことです(「コロナ 変わる職場 淡路島移転、パソナの挑戦」引用:日本経済新聞社)

今はまさに、ビヨンド(=物理的な距離を超えた)な働き方が一般化している真っ最中なのです。
人々の意識は?
実際の人々の意識はどうなのでしょうか?
2020年5月に、博報堂のグループ会社である株式会社SIGNINGが行った調査があります。
若手社会人を中心に「リモートワーク」「地方都市の暮らし」への意欲が高まっている結果が出ています。

2020年11月、私も首都圏の社会人大学院生を対象に、独自にアンケートを行いました(30代-50代 / 男女計12名)。

「地方都市に興味がある」「首都圏で生活しながら地方都市で副業をしたい」と答えた方が50%以上でした。
最近では、ニュースやSNSで話題になる機会も増えました。
「副業は空いた時間の小遣い稼ぎから、高いスキルと経験を持った人の新しいワークスタイルに」──。物理的な距離や心理的ハードルを越える「ビヨンド副業」について解説します。#日経クロストレンドhttps://t.co/HNM5l0ovIa
— 日経クロストレンド (@NIKKEIxTREND) November 18, 2020
デュアラーの新たな働き方『ビヨンド副業』とは
— おとなの住む旅 (@plus_Life_web) March 9, 2021
『ビヨンド副業』のメリットは、本業を辞める必要がないため、転職のリスクが減ること。
地方企業の核として働くことができ、人脈の幅が広がって、地方移住のイメージが持てるいった点が挙げられます。https://t.co/JIAQOy1uQh
「ビヨンド副業」「ふるさと副業」「地方副業」
— 副業アカデミー広報🍄わたなべ (@fukugyou_PR) April 16, 2021
言い方はいろいろありますが、ここに参入する人材と資本の勢いが今年はすごいですね!
【解説】2021年注目の「ビヨンド副業」―そのメリットや求められる人物像とは? | エッジな視点 | EL BORDE (エル・ボルデ) https://t.co/FWnihci806
人々の意識においても、ビヨンドな働き方に対する意欲の高まりが分かります。
実際にどのような仕事があるか?
では実際に首都圏⇔地方都市をオンラインを繋ぎ、どのような仕事ができるのでしょうか?
実際にビヨンド副業を行っている方と、私自身の経験を踏まえて考察した結果、5つの仕事がビヨンド副業に合うことが分かりました。
1)新規事業創出のサポート
1つ目は新規事業創出のサポートです。
地方中小企業の場合、社長が業務全般を見ているケースも珍しくありません。
「新しい事業に取り組まないといけない…」
「だけどそれを実行するリソースも時間もない…」
など悩みを抱える企業はたくさんあります。
その中で首都圏・大企業で働く人材が持つ、リーダーシップ、マネジメント能力が重宝します。
働き手にとっても、自分の能力を思う存分に発揮できる魅力的な仕事となるでしょう。

2)マーケティング活動
2つ目はマーケティング活動です。
ビジネスにおいては「市場調査」「競合分析」など、マーケティング活動が必要不可欠です。
一方で、マーケティングの専門知識を持つ人材を有していない中小企業はたくさんあります。
オンラインで全国と繋がり、マーケッターとして活躍できる機会は無数にあります。

3)SNSを活用したプロモーション
3つ目はSNSを活用したプロモーションです。
企業のブランディングにおいて、オンライン上でのプロモーションは重要です。
「消費者の興味を引く文章が書ける」
「商品を魅力的に伝える映像が作れる」
など、SNSを活用したプロモーションが行えるスキルの価値は高まっています。

4)WEBサイトのコンサルティング
4つ目はWEBサイトのコンサルティングです。
WEBサイトを通じて、自社の魅力を消費者へ伝えることは極めて重要です。
特にコロナ禍で外出が制限をされる状況においては、WEBサイトが担う営業活動的な要素は重要度を増しています。
一方で、「消費者へ正しく情報を伝えられていない」「SEO対策が出来ていない」など、活用出来ていないWEBサイトは無数に存在します。
WEBサイト運営に関するコンサルティングのニーズは全国にあります。

5)専門職務へのアドバイス
5つ目は専門職務へのアドバイスです。
中小企業では専門職の担当者が不在であるケースが珍しくありません。
私が知る実例として、物流管理の経験者が地方中小企業に対してオンラインコンサルタントを行った結果、収益が劇的に改善したケースがあります。
専門職の経験を活かせる機会は、全国に存在します。

具体的な始め方は?

オンラインで色々な仕事が出来ると分かりました!

ビヨンド副業のオススメの始め方などはありますか?

首都圏⇄地方都市を繋ぐビジネスを営む会社のサイトで、ビヨンド副業の仕事を紹介しています。
1)紹介サイトから仕事を探す
テレワーク中心でできる、地方企業に特化した副業・兼業を紹介しているサイトです↓

JOINSオウンドメディア「副業・兼業の仕事論」

Skill Shift
首都圏と地方都市を繋ぎ、地域活性の実現を目指す案件を紹介するサイト。「プロフェッショナル人材が挑戦するエコシステムを構築する」をテーマに掲げている「株式会社みらいワークス」が運営しています↓


魅力的な仕事がたくさん紹介されていますね!
2)オンライン副業に慣れるから始める

ただ、知らない人といきなりオンラインで仕事をするのは少し不安があります…。

その気持ちはよく分かります。そんな人は「”オンラインで副業をする”に慣れる」から始めるのをオススメします。

具体的にどのように始めればいいのですか?

最近は自分の経験を活かして取り組める「スキルシェア」と呼ばれる副業が主流です。

自分の特技を活かせるのであれば、オンラインでも出来そうな気がします。

私が実際に利用している副業とマッチングしてくれるサービスを紹介します。
ビザスク
私も利用する国内最大級のスキルシェアサービス。オンラインによるスポットコンサルタントに特化。自分のスキルを活かせる仕事とマッチングして貰えます↓

ココナラ
国内最大級のスキルオンラインマーケット。「こんな仕事もあるんだ」と思うくらい、様々な仕事があります↓


簡単に登録できました。仕事を探す負担も少なくて嬉しいです。

掲載されている案件を見るだけでも勉強になります。

単発の案件が殆どなので、今の生活を変えずに挑戦ができます。
3)オンライン副業できるスキルを身に付ける

ただ、やはりオンラインで副業するにあたり、スキルに自信がないです…。

そんな人は「スキルを身に付ける」から始めることをオススメします。
デジタルハリウッド studio by LIG
創業時から数多くのデザインアワードを受賞してきたWeb制作会社LIGが運営するWebクリエイタースクール・デジタルハリウッドSTUDIO by LIG。Web制作のリアルな現場に近いからこそ学べるカリキュラムで、オンラインで働くスキルが身に付きます↓


オンラインで出来る仕事の幅が拡がりそうですね!

私も副業禁止の会社員時代は、WEBスクール無料体験会やパソコン教室へ通い勉強しました。出来ることから始めてみましょう。
おわりに -対面の価値は?-

ところで…こんなにデジタル化が進むと、対面での仕事は価値がなくなってしまうのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。
オンラインで仕事ができると分かった以上、無駄な仕事は減ります。
だからこそ「対面で会える時間をこれまで以上に大切にする」ようになるでしょう。
例えば、一回は対面で話し合って信頼関係を構築する。
信頼関係が構築出来たらオンラインで効率的に仕事を進める、など。
対面とオンラインを組み合わせた働き方が一般的になるでしょう。

これからはオンラインで働く力が求められるのですね。

対面とオンラインを組み合わせて、効率的に働く力が必要になります。

ビヨンド副業は、これからの時代に必要な力を身につけられるのですね。

その通りです。加えて「地方創生」「東京への一極集中の緩和」など、日本が抱える課題を解決する可能性も秘めています。

一過性のトレンドではなく、これからの働き方のスタンダードになるような気がしてきました。

もしかすると、”ビヨンド副業”の呼び名は変化していくかもしれません。でも”物理的な距離をオンラインで超える働き方”の概念は定着するでしょう。

ありがとうございました!
変化の多い時代。
自分に合った働き方が何か、分からなくなる人も多いでしょう。
ただどんな時も最重要は「実際に経験して理解する」です。
出来ることからでいいので、「①小さく一歩を踏み出す」「②いろいろな働き方を知る」が大切かと思います。
①と②を提案する記事を紹介しつつ、本記事を終了したいと思います。
■併せて読みたいオススメ記事
①ビヨンド副業の”1歩目”にオススメしたい”ビザスク”について書いた記事
②ニューノーマル時代に合った副業が何かを知るために読みたい記事
それでは、また。
■併せて見たいビヨンド副業の動画
→ビヨンド副業について分かりやすく動画で解説しました。
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