こんにちは。フジオです。
今回は、社会人にオススメしたい10冊の名著をご紹介します。
- 社会人にオススメしたい10冊【ニューノーマル時代の読書】
- ①「思考の整理学」 / 外山 滋比古(著)
- ②「人を動かす」 / デール・カーネギー(著)
- ③「現代語訳 論語」 / 孔子・齋藤 孝(翻訳)
- ④「現代語訳 論語と算盤(そろばん)」 / 渋沢 栄一(著)・守屋 淳(翻訳)
- ➄「昭和史 1926-1945」 / 半藤 一利(著)
- ⑥「やりたいことをやれ」 / 本田 宗一郎(著)
- ➆「ホモサピエンス全史」 / ユヴァル・ノア・ハラリ (著)
- ⑧「LIFE SHIFT(ライフシフト)」 / リンダ・グラットン(著)
- ⑨「君主論」 / ニッコロ・マキャヴェッリ(著)
- ⑩「造形思考」 / パウル・クレー(著)
- 音声サービスのご紹介
- まとめ
社会人にオススメしたい10冊【ニューノーマル時代の読書】
ニューノーマルと言われる時代。
人々の価値観や暮らし、そして働き方は大きく変化しています。
その中において、時代を超えて色あせぬ魅力を持った「名著」が存在します。
筆者が実際に読んで影響を受けた本の中から、特に社会人の方へお勧めしたい10冊ご紹介します。
①「思考の整理学」 / 外山 滋比古(著)
1冊目は、お茶の水女子大学名誉教授:外山 滋比古先生の著書「思考の整理学」。
「思考の整理学」 / 外山 滋比古(著)
アイディアが軽やかに離陸し、思考がのびのびと大空を駆けるには?自らの体験に則し、独自の思考のエッセンスを明快に開陳する、恰好の入門書。考えることの楽しさを満喫させてくれる本。
引用:Amazon
ものごとの考え方について、分かりやすく教えてくれます。
思考を「カクテル」で説明するくだりは、必読のパートです。
「見つめるナベは煮えない」の考え方は、特に若手社会人に知ってもらいたい。
幅広い社会人へ強くオススメ。
②「人を動かす」 / デール・カーネギー(著)
2冊目は、デール・カーネギー氏の著書「人を動かす」。
(アメリカの鋼鉄王、アンドリュー・カーネギー氏とは別の方です)
「人を動かす」 / デール・カーネギー(著)
『道は開ける』と供に、デール・カーネギーの代表的な著書。自己啓発書の元祖と称されることも多い。著者の経験に基づく多くの例を挙げている。日本国内で430万部、世界で1500万部以上を売り上げている。発売から80年以上売れ続けている超ロングセラーである。日本での評価も非常に高く、経営者が勧めたり、新人研修に用いられたりすることも多い。
引用:Wikipedia
人が生きていく上で身につけるべき人間関係の原則を、事例を交えながら分かりやすく教えてくれます。
特に「人に重要感を持たせる」は必読のパート。人生において、必ず役に立つ知恵です。
人間関係を円滑にしたい人へオススメ。
③「現代語訳 論語」 / 孔子・齋藤 孝(翻訳)
3冊目は、中国の大思想家:孔子(弟子達が記録した書物)「論語」。
「現代語訳 論語」 / 孔子・齋藤 孝(翻訳)
温かく、刺激的で、ときには厳しく、ときにはユーモアが漂う孔子の言葉をすっきり読めるかたちで現代語訳。「学び続けることの中に人生がある」――二千五百年もの間、読み継がれ、多くの人々の「精神の基準」となった古典中の古典を紐解けば、いつでもどこでも生き生きとした精神に出会うことができる。
引用:Amazon
儒教における道徳の理想「仁」の精神を、分かりやすく教えてくれます。
道徳心や倫理観を学びたい人へオススメ。
④「現代語訳 論語と算盤(そろばん)」 / 渋沢 栄一(著)・守屋 淳(翻訳)
4冊目は、日本の実業家:渋沢 栄一氏の著書「論語と算盤」。
「現代語訳 論語と算盤」 / 渋沢栄一(著)・守屋 淳(翻訳)
倫理と利益の両立を掲げ、経済を発展させ、利益を独占するのではなく、国全体を豊かにする為に、富は全体で共有するものとして社会に還元することを説くと同時に自身にも心がけた。 『論語と算盤』にはその理念が端的に次のように述べられている。富をなす根源は何かと言えば、仁義道徳。正しい道理の富でなければ、その富は完全に永続することができぬ。
引用:Wikipedia
人として大切にすべき倫理観と、経済人としての心得について渋沢氏の実体験から伝えてくれます。
ちなみに、渋沢氏が設立に関わった会社は以下の通り。
現代の「みずほ銀行」「JR東日本」「帝国ホテル」「東京海上日動」「東急電鉄」「東京ガス」「東京証券取引所」…他多数。
まさに日本の礎をつくった人物。
(2021年現在、NHK大河ドラマ「青天を衝け」が大好評上映中ですね)
日本経済についてきちんと理解したい人へオススメ。
➄「昭和史 1926-1945」 / 半藤 一利(著)
5冊目は、昭和探偵ことジャーナリスト:半藤 一利氏の著書「昭和史 1926-1945」。
「昭和史 1926-1945」 / 半藤一利(著)
授業形式の語り下ろしで「わかりやすい通史」として絶賛を博し、毎日出版文化賞特別賞を受賞したシリーズ、待望のライブラリー版。過ちを繰り返さない日本へ、今こそ読み直す一べき1冊。巻末に講演録『ノモンハン事件から学ぶもの』(28ページ)を増補。
引用:Amazon
第2次世界大戦へ至るまでの歴史の動きについて、丁寧に記して下さっています。
ちなみに、別冊に「B面昭和史 1926-1945」「昭和史 1945-1989」「世界の中の昭和史」があります。
ざっくり解説すると、
「B面昭和史 1926-1945」は、国民の視点から。
「昭和史 1945-1989」は、戦後から高度経済成長期を。
「世界の中の昭和史」は、グローバルな視点で見た日本が描かれています。
最初の一冊目としては、今回ご紹介した「昭和史 1926-1945」を推奨します。
昭和をきちんと理解したい人へオススメ。
⑥「やりたいことをやれ」 / 本田 宗一郎(著)
6冊目は、HONDA創業者:本田 宗一郎氏の著書「やりたいことをやれ」。
「やりたいことをやれ」 / 本田 宗一郎(著)
あふれるばかりの人間的な魅力と、ものごとの本質を掴み切る飛びぬけた洞察力!読む人すべてに喜びと勇気を与える珠玉の言葉の数々。本田宗一郎氏が、様々な場所に書き、語った言葉の数々を一冊にまとめたものが本書である。
引用:Amazon
偉大な経営者である本田宗一郎氏のお人柄に、少しだけ触れられる一冊です。
半ページで1話の短編集で構成されており、様々なシーンにおける本田氏の言動が記されています。
これから社会へ羽ばたく新社会人へオススメ。
➆「ホモサピエンス全史」 / ユヴァル・ノア・ハラリ (著)
7冊目は、現代の歴史家:ユヴァル・ノア・ハラリ氏の著書「ホモサピエンス全史」。
➆「ホモサピエンス全史」 / ユヴァル・ノア・ハラリ (著)
アイディアが軽やかに離陸し国家、貨幣、企業……虚構が他人との協力を可能にし、文明をもたらした!ではその文明は、人類を幸福にしたのだろうか?現代世界を鋭くえぐる、40カ国で刊行の世界的ベストセラー!
引用:Amazon
人類の起源から繁栄し現代へ至るまでについて言及した大作です。
「人類は妄想を信じる力があったから繁栄出来た」
「人類が小麦を栽培したのではなく小麦が人類を家畜化した」
など、目から鱗が落ちる表現がふんだんに盛り込まれています。
人類の歴史の大局観を掴みたい人へオススメ。
⑧「LIFE SHIFT(ライフシフト)」 / リンダ・グラットン(著)
8冊目は、ロンドンビジネススクール教授:リンダ・グラットン教授の著書である「LIFE SHIFT」。
⑧「LIFE SHIFT(ライフシフト)」 / リンダ・グラットン(著)
リンダ・グラットン、政府の「人生100年時代構想会議」に起用!テレビ東京「ガイアの夜明け」、NHK総合「おはよう日本」、NHKEテレ「ニッポンのジレンマ」など各メディアで大反響!読者が選ぶビジネス書グランプリ2017にて、総合グランプリ受賞!ビジネス書大賞2017にて、準大賞受賞!
引用:Amazon
最近よく耳にする「人生100年時代」の生き方を学べる、必読の一冊です。
筆者が印象的だったのは「有形資産」と「無形資産」のお話。
ざっくりまとめると以下になります。
・これからの時代は「有形資産(お金など)」と同じくらい、「無形資産」が大切
・「無形資産」は大きく3つ、「健康」「知識」「社会との良好な繋がり」である
・有形資産を得ること(お金を得ること)だけに時間を費やすと、長い人生を豊かに生きる資産が枯渇する
・仕事と同じくらい、無形資産を形成する時間を費やすべきである
・一方で、有形資産もとても重要なので、学生の内に投資を学ぼう
LIFE SHIFTの考え方は日本の政策に深く影響を与えています。
あなたの人生にも、何らかの形で影響を与えてくると思います。
現代社会を生きる全ての人へ強くオススメ。
⑨「君主論」 / ニッコロ・マキャヴェッリ(著)
9冊目は、イタリア、ルネサンス期の政治思想家:マキャベリの著書「君主論」。
⑨「君主論」 / ニッコロ・マキャヴェッリ (著)
歴史上の様々な君主および君主国を分析し、君主とはどうあるものか、君主として権力を獲得し、また保持し続けるにはどのような力量(徳、ヴィルトゥ)が必要かなどを論じている。その政治思想から現実主義の古典として位置づけられる。
引用:Wikipedia
1532年に刊行されたマキャヴェリによる、政治学の著作です。
非常に強いメッセージが込められた本です。
個人的には、③論語とセットで読むことを推奨します。
30代以上の社会人へオススメ。
⑩「造形思考」 / パウル・クレー(著)
10冊目は、20世紀のスイスの画家:パウル・クレーの著書「造形思考」。
⑩「造形思考」 / パウル・クレー(著)
クレーの遺した膨大なスケッチ、草稿のなかからバウハウス時代のものを集成。独創的な作品はいかにして生まれたのか、その全容を明らかにする。
引用:Amazon
バウハウスでも教鞭を取ったクレー。
万物の理の理解に努め、色彩が持つ熱情に魅せられて、抽象画へと移行していく。
最後に辿り着いた境地は、シンプルな線で描かれた愛らしい天使だった。
クレーの生き様に触れると、人として学べることが数多くあります。
人はなぜ勉強をするのか?
不自由な世の中において、人はなぜ努力を続けるのか?
それは世界を理解しようと努力の限りを尽くし、
そして「あなたの自由な線」を人間社会に描くために他ならない。
私はそう理解しました。
思考をする・想いを概念図にして表現することが好きな人にオススメしたい1冊です。
音声サービスのご紹介
1つだけ、PRです。
Amazonで「本を音声で聴ける」サービスがあります↓
Amazon audible
移動時間など、ちょっとしたスキマ時間に音声で学べます。
「目や体が疲れたので横になって楽な姿勢で学びたい」方へもオススメです。
ご紹介した「人を動かす」「ホモサピエンス全史」「LIFE SHIFT」等もあります。
事前に無料でサンプル音声を確認できるので安心(すごく良い声で話してくれます)。
現在30日間の無料体験を実施中。最初の1冊を無料で聴けます↓
まとめ
以上、ニューノーマル時代も色あせぬ名著として、オススメしたい10冊をご紹介しました。
ピンときた本があれば、ぜひ読んでみてください。
また下記のコメント欄に、感想など送って頂ければ嬉しいです。
それでは、また。
■併せて読みたいオススメ記事
コメント