人と繋がる

リカレント教育の最前線!【あしたシナリオ創造ゼミ@松本市】

松本市のコワーキングスペースで社会人が集まって集合写真を撮っている画像人と繋がる
ashita-scenario-sozo-zemi

こんにちは。フジオです。

当記事では、長野県松本市で行われた地域社会人向けスキルアップ研修「あしたシナリオ創造ゼミ」についてご紹介します。

リカレント教育の最前線!【あしたシナリオ創造ゼミ@松本市】

あしたシナリオ創造ゼミとは、国立大学法人信州大学が主導して行った「地域社会人向けのスキルアップ研修」です(令和元年度「地域発元気づくり支援金」採択事業)。

「松本地域の企業で働く若者が集まり、語り、共に成長する場」をつくる為に発足しました。

キーワードは「社外の同期をつくる」。大人が集まり仲間とともに学べる場です。

ポイントは3つ。

1)対象:若手社会人向け:松本地域の企業で働く20代-30代の方が中心

2)内容:月に1回集まって実施:全7回の集合ゼミ研修(2019年は10月から2020年3月まで毎月土曜日に松本駅周辺で実施)

3)参加費用:低料金:総額7,000円(1講座あたり1,000円)

当記事では、2019年度に行われたゼミの内容をご紹介します。

第1回 キックオフセミナー (2019年10月5日)

第1回目は、松本市のコワーキングスペース「SWEET WORK」にて開催されました。

講師として『beの肩書き』を執筆された、greenzの兼松佳宏先生にご登壇頂きました。

「Beの肩書ワークショップ」を通じて、参加者は自分を理解することから始めました。

松本市のコワーキングスペースで社会人が集まって集合写真を撮っている画像

【第1回 2019年10月5日 キックオフセミナー】
自分の価値の源泉を知り、参加者同士の相互理解を深める 『beの肩書きワークショップ』

内容:普段の仕事では、経理や営業など役割としての“肩書き”を持って働いています。でも、それがあなたの価値でしょうか。 例えば、タクシーの運転手。同じタクシーの運転手でも、道に詳しくて早く着くことが得意なひともいれば、運転がうまくて快適な乗り心地を追求しているひともいれば、お客さんをトークで笑わせるのが好きなひともいます。同じタクシー運転手でも、それぞれのあり方で自分の価値を発揮しています。笑わせるのが好きなひとが、全員がお笑い芸人になる必要はありません。 自分がやっていることの根底にある自分の好きなこと得意なことについて考えてみます。それは会社についても同じです。また、お互いのことを発表することで、お互いを深く知ることができ、これから半年間共に学んでいく参加者同士の相互理解を深めます。

第2回 特別セミナー1 (2019年10月26日)

第2回は、外部講師として株式会社スコラ・コンサルタント様にお越し頂きました。

ワークを通じて「チームビルディング」について学びました。

参加者は自身が所属する組織について、客観的に考える機会を得ました。

【第2回 特別セミナー2】
目標達成に向けた組織の動かし方とチームビルディング 『組織を動かす仲間の作り方』

内容:実例を通じて、組織の動かし方や目的達成のための仲間の増やし方、実際に変化していく過程を学びます。学んだことを自社に置き換え、どのようにアクションを起こすかをチームに分かれて議論しながら作成してきます。 プレーヤーからマネージャーになるためには、自分で仕事をするだけではなく、他者と関わってチームで成果を出すことが重要です。組織での成果に導くために、未来を描くことにどのような効果があるのか、描いた未来を実現するためにどのように組織を動かせばよいのかを学びます。また、講師が主導する双方向の対話を通じて、参加者間のチームワークを生み出すと共に、チームの作り方を体感します。

第3・4・5回 実践事例ワークショップ (2019年11月16日・12月8日・2020年1月18日)

男性がスクリーンを見ながら講義をし数名が話しを聞いている画像

第3・4・5回は、実践事例ワークショップとして、実際に地域の中小企業経営者と企業変革に取り組む人材を招いて行いました。

ケーススタディに対してゼミ生たちでディスカッションを重ね、「問題解決力」を養いました。

【第3・4・5回 特別セミナー】
『実践事例ワークショップ』

内容:地域の中小企業経営者と企業変革に取り組む首都圏人材による事例の共有をもとに議論します。その後、グループに分かれて自分の感じている課題を共有し、参加者同士で議論しながらどうしたらよいかを考えます。議論や課題解決は、経営者や経営人材からのアドバイスを受けながら進めていきます。 日々の仕事に忙殺されていると、「うちの会社では仕方ない」「これは変えることができない」など、ついあきらめてしまうことが多くなります。また、本などから学ぼうとしても、自分とは遠い世界に感じてしまいます。『100年企業創出プログラム』での松本地域の企業での実践事例を通して、課題解決の視点と考えかた、新しいチャレンジを学びます。身近な会社の課題や背景、見出した可能性を参考に、あなたが日々の仕事で感じる課題の解決について考えます。また、県外から松本地域の企業にやってきたひとたちの価値観や他の参加者の状況に触れながら、あらためて自分の会社の価値や仕事のやりがいを考えます。

第6回 特別セミナー2 (2020年2月15日)

第6回は、あしたシナリオ作成ワークショップとして「人を動かす」について学びました。

第2回にお越し頂いた、スコラ・コンサルタント様に再びご登壇を頂きました。

組織の中で「他者と価値を共創する手法」について学びました。

【第6回 特別セミナー2】
『あしたシナリオ作成ワークショップ』

内容:ゼミでの学びと日々の実践を、対話を通して振返り、考えをまとめ、『あしたシナリオ』を作成します。また、マネージャーとして必要な、相手から引出しながら考えをまとめていく手法を学びます。 個人もチームも、成長のためには「経験を振返り次の行動に活かす」というサイクルが重要です。ゼミでの学びや日々の実践を振返り、次の一歩を考えます。また、参加者同士で相手の学びを引き出しあいながら考えをまとめていく対話の手法を体験し、マネージャーとして必要な、他者と価値を共創する方法を学びます。

第7回 成果報告会(2020年5月30日)

最終回は新型コロナウイルス影響により、オンラインで開催されました。

これまでのゼミで学んだ「自分を知る」「お互いを知る」「チームビルディング」「問題解決力」「他社との価値共創」について、復習しました。

あしたシナリオ創造ゼミ第2期 開催中

現在、あしたシナリオ創造ゼミ第2期が開催しています。

2020年10月に行われたキックオフの様子を動画にしましたので、よろしければご覧ください。

【松本発!】地域社会人向けスキルアップ研修”あしたシナリオ創造ゼミ第2期”/ 引用:長野県の工場と大学で働く九州男児のチャンネルより

それでは、また。

■併せて読みたいオススメ記事

①社会人が働きながら夜間・休日に大学院へ通いMBA(経営学)を修得した記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました