「Step2:複業を始める」についてお話します。
「複業の考え方」「オススメする理由」を見た後に「新しい働き方へ繋がる複業」を紹介します。
複業の考え方
少しややこしいですがここだけ頑張って見てみてください!
複業とは「収入に加えて自分らしい働き方をつくるために本業と並行して行う活動」です。
昔から聞く「副業」は収入のみを目的としており、当ゼミで取り上げる「複業」は収入と自分らしい働き方の実現を目的としています(なお当ゼミでは複業と兼業は同じ意味とします)。
本業に加えて複業を持つ働き方を別名「パラレルワーク」と呼び、目的がよりキャリア(人生の活動の積み重ね)へ近づくと「パラレルキャリア」、最終的に「ポートフォリオワーカー」へと発展します。
用語を補足します。
副業
・内容:本業とは別の独立した活動を行い収入を得る働き方
・事例:会社員+Uber Eats(配達業務で時間給を得る)
・目的:副収入を得る
複業(=兼業、パラレルワーク)
・内容:複数の本業を持つ働き方
・事例:コンサルタント+WEBデザイナー(事業戦略を立案し適したWEBサイトもつくる)
・目的:収入を得る、収入源を分散する、経験を増やしスキルアップへ繋げる
パラレルキャリア
・内容:本業に加え副業に限らない活動を行い自分らしいキャリアを築く働き方
・事例:会社員+大学教授(仕事の経験を学生へ講義する、職場にインターンシップ生を受け入れる)
・目的:新しい働き方を創る、自分らしい働き方を追求する、社会貢献する
ポートフォリオワーカー(当ゼミで推奨する新しい働き方)
・内容:本業に加えて、複業、教育活動、社会貢献に同時に携わる働き方
・事例:会社員+複業+大学教授+ボランティア
・目的:収入・学び・やりがいが得られる柔軟で持続可能性が高い働き方を実現する
当ゼミではポートフォリオワーカー*へ繋がる「複業」を推奨します。
*ポートフォリオワーカーについてはStep3で説明します。
複業をオススメする理由
複業を始めるをオススメする理由は働き方を変える最初の1歩に最適です。
大きく働き方を変えるのはリスクが高いです(転職・企業など)。
一方で働き方を調べているだけでも現状は変わりません。
重要なことは「日常を変えずにできる複業を始める」です。
「今の働き方で良いのか分からない」「何かを変えたいが方法が分からない」モヤモヤした毎日。1歩踏み出す方法は3段階あります。
1)日常を変える(転職など)
2)日常を変えずできることを始める
3)色んな働き方を勉強する個人的には2)がオススメ。
1)はリスクが高く、3)より2)が学びが深いからです。
— 藤尾 宗太郎 | SOTARO FUJIO (@fujio_sotaro) May 11, 2021
新しい働き方へ繋がる複業
当ゼミでは「新しい働き方へ繋がる複業」を紹介します。
収入を得ながら新しい働き方に必要な4つの力が身に付く複業を選びました。
自分が興味のある複業から始めてみましょう。
①発信力を高める
新しい働き方では多くの人を巻き込む力が求められます。
自分が何を「やりたいか」「できるか」を人に分かるように伝えましょう。
多くの人に伝えられるようオンラインで発信するスキルを修得しましょう。
ブログ
ブログは文字で人に想いを伝える力が身に付きます。
また構成を考える中で自分と深く向き合うので「自分がやりたいこと」を明文化できるでしょう。
ブログというプラットフォームを通じて多くの人へあなたの想いを届けましょう。
YouTube
YouTubeはブログよりも情報量が多い動画で人に想いを伝えられる力が身に付きます。
自身の想いを語る・他のYouTuberとコラボレーションするなど様々な活動ができます。
日常生活に「バーチャル空間」を加わえることで発信力が爆発的に拡がります。
②場所に捉われず働く
新しい働き方は一人で複数の仕事を並行して行います。
効率的に仕事を進めるためにはオンラインと対面を駆使したハイブリットな働き方が必要です。
オンラインで働けるスキルを身に付けましょう。
ビヨンド副業
首都圏と地方都市の物理的距離をオンラインで超える働き方です。
雇用形態は業務委託契約が多いので「フリーランス」「副業が認められた会社員」向けと言えます。
「オンラインで働き収入を得る」の一連の流れを修得することができるでしょう。
スキルシェア
自分のスキルを活かしてオンラインで仕事をする働き方です。
雇用契約は結ばずに単発の仕事を請け負うパターンが多いです。
「オンラインで働き収入を得る」の第1歩目として最適です。
オンラインコミュニティ
オンラインコミュニティに所属することでスキルや仲間を得られます。
物理的距離を越えて繋がれるのでどこで暮らしていても全国に友達をつくれます。
オンラインでの居場所をつくりましょう。
③学びに携わる
人生100年と呼ばれる時代。社会人も学び直してアップデートし続ける必要があります。
一方で終身雇用制度は崩壊し会社も従業員1人1人に対して十分な教育を与えられる余裕がありません。
学びの場に接点を持ち成長し続けられる環境をつくりましょう。
大学で複業する
大学の客員研究員や非常勤講師として複業をする働き方があります。
最近は学校も実務家教員(ビジネス経験がある社会人)・産学連携(大学と企業で活動を生み出す)に注力しており募集をしています。
大学での活動を通じて貴重な人脈・新しい視点を得られます。
学びの場を運営する
地域に学びの場を創る・学びの場の運営に携わる方法もあります。
大学や地域のコミュニティーマネージャーがオンラインで告知・募集をしています。
学びの場に身を置くことで自分自身も成長し向上心ある仲間が出来ます。
④社会へ貢献する
SDGsやカーボンニュートラルを始め、社会貢献に繋がる仕事が評価される時代です。
人の役に立つ働き方はやりがいを感じられると同時に人からの応援も得られます。
「三方よし」な働き方はあなたの活動の持続可能性を高めるでしょう。
地域を活性化する
地方創生は日本が抱える課題です。
課題意識を抱えている人も多くニーズがあります。
地域に貢献できる活躍の場がきっと見つかるでしょう。
首都圏と地方都市を繋ぐ
コロナ禍の影響もあり地方都市に興味を持つ人も増えました。
また首都圏との繋がりを持ちたい地方都市在住の方も多くいます。
首都圏と地方都市を繋ぐ仕事は大きな可能性があります。
番外編:収益が発生する複業ができない場合
収入が発生する複業ができない場合はボランティアから始めてもOKです。
上記で紹介した活動は収入を得なければ一般の会社員でも取り組める活動です。
まずはボランティアから始めて将来的に収益化を目指しましょう。
以上「複業の考え方」「オススメする理由」「新しい働き方へ繋がる複業」を見てきました。
一足飛びには新しい働き方へはたどり着けません。
まずはできる複業から始めて1歩目を踏み出してみましょう。
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